位置 > 漢方医の子育て >風邪の自己対策

風邪の自己対策

風邪

症状:発熱、悪寒、くしゃみ、咳や鼻水など

 

風邪とは、風に乗ってやってくる邪気のことです

現代医学においては、風邪の約9割は、ウィルスによる感染が原因です。中医では、これを風とともにもたされる邪気、「風邪(ふうじゃ)」によって、起こる病気と捉えます。

風邪は寒気とともに首や肩から入り込むとされ、過労や睡眠不足、ストレスなどで免疫力が低下している時に、急激に冷えたり、薄着で過ごしたりすると侵されやすくなります。

 

辛味の食材でウィルスを発散する

風邪かな?と思ったら、体を温めて発汗を促すことで寒気や熱を発散し、ウィルスを追い出す作用のある辛味の食材を取り入れましょう。

代表的な辛味の食材は、ネギ、生姜、ニンニク、紫蘇など。いわゆる薬味や香辛料と言われるものです。こうした辛味の食材をたっぷり使って、温かい飲み物やスープ、お粥などにするとよりでしょう。

くしゃみや鼻水が多い時は、余分な水分が体内に滞っている証拠なので、黒豆やはと麦、わかめなど、水分代謝を促す食材を組み合わせます。山芋や卵のように、消化がよく滋養作用の高いものや、みかんやレモンなど、発熱で失われやすいビタミンCを多く含むものも併せて取るようにして下さい。

 

体質で異なる風邪の症状

風邪を引いたとき、高熱が出たり、関節痛があるなど、症状が重いタイプと熱は微熱程度で、だるさや悪寒、軽い咳や鼻水など、症状の軽い人があります。これは体質の違いで、症状が重くなるほど、もともと丈夫で体の抵抗力が強い人が多いようです。そのため、邪気=風邪(ふうじゃ)が侵入した時に激しく抵抗して、症状も重くなるのですが、短期間で治りやすいのが、特徴です。

一方、症状が軽い人は抵抗力も弱いので、体力や精力を補いながら、ウィルスと闘う免疫力を養うことが必要です。

 

おすすめ食材

 

しょうが【辛味・温性】

体を温め、熱を追い出す発散作用があります。「百邪を防ぐ」と言われ、細菌やウィルスを撃退する効果は昔からよく知られ、漢方薬の葛根湯の生薬にもなっています。頭痛、鼻づまり、嘔吐、下痢などにもおすすめ。

 

例:しょうが湯(1人分)

材料:しょうが2〜3かけ、はちみつ(又は黒砂糖)お好み、レモン1/2個、くず粉小さじ1、湯200ml

作り方:すり下ろしたしょうが、はちみつ(又は黒砂糖)、レモン、くず粉をカップに入れて、熱湯を注ぎ、よく混ぜてから、温かいうちに飲みます。

 

ニンニク【辛味・温性】

体を温めてウィルスを発散する作用があると同時に、滋養強壮効果が高いのが特徴。もともと体力がなく、邪気に対する抵抗力が弱いため、風邪の症状は軽いがいつも長引く、という人に特に向いています。

 

例:ニンニク粥

米にニンニクを加えて炊いた粥は風邪のひき始めや体力が低下している時におすすめ。ニンニクがほっくりとして、甘くなり、強烈な臭みやも和らぐので、子供やお年寄りにも食べやすくなります。

 

ネギ【辛味・温性】

解熱、鎮痛、鎮静作用があり、発熱や頭痛を改善し、発汗を促す風邪の特効薬として、古くから知られます。特に急な発熱に即効性があるとされます。特に、ネギの白い部分が薬用価値は高い。

 

例:ネギ味噌(1人分)

材料:ネギ7センチ程度、味噌大さじ1、湯200ml

作り方:ネギの白い部分をみじん切りにして、お湯を注ぎ、味噌で味を整え、よく混ぜて、温かいうちに飲みます。風邪の初期の鼻づまりの改善にも役立ちます。

 

大根【辛味・涼性】

性質は体を冷やす涼性のため、体を温めたり、発汗を促す効果はないが、高熱を解熱する作用はあります。肺や気管支を潤い炎症を鎮める作用もあるので、風邪で喉が痛い時や咳や痰の出るときに有効。

 

例:ふろふき大根

その他おすすめの食材

カボチャ、しいたけ、しめじ、春菊、チンゲン菜、ニラ、白菜、パセリ、レンコンなど

版権所有:北京東源文際医療投資管理有限会社      京ICP备12004333号
http://dywjmed.com/tjyyt/content.asp?id=478&bigClassID=2&Lang=jp