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下痢の自己対策

下痢

 

腹痛を伴う辛い下痢。薬ですぐにでも止めたくなりますが、それは禁物。胃腸を温めて水分代謝を調整したり、殺菌・解毒作用のある食べ物で、胃腸の働きを正常に戻しましょう。

 

もっとも多いのが、胃腸の冷えによる下痢

下痢を起こす原因は様々ですが、もっとも多いのが胃腸の冷えによるものです。冷たいものの取りすぎやエアコンや薄着によって下半身が冷えることで、胃腸の働きが低下して下痢を招きます。

 

胃腸を温めて、消化を助ける食材が有効

冷えにより、消化や蠕動(ぜんどう)運動が悪くなっている場合は、生姜や紫蘇、栗、カボチャなどの胃腸を温めて消化や排泄を助ける食材を補います。その上で、小豆やさやえんどう、白菜などの水分の排出を促す食材を組み合わせながら、水分代謝を調整することを心がけましょう。体質的に胃腸が弱い人や加齢によって脾の機能が衰えている人は、山芋やキャベツなど消化がよく、胃腸の負担を和らげながら、脾・胃や腸の働きを補う食材を摂るようにします。

 

急増する過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、ストレスや自律神経の乱れ、不規則な生活習慣などが原因で、大・小腸の働きに異常をきたし、下痢と便秘を交互に繰り返す疾患です。腸を検査しても、炎症や潰瘍、ポリープなどは発見されないのが特徴です。近年、急激に増えていますが、現代医療ではいまだ効果的な治療法は見つかっていません。中医薬学では、ストレスを発散して気を鎮めたり、精神安定作用のある食材や、胃腸の働きを整える食材や漢方薬を取り入れることで、症状の改善を図ります。

 

おすすめ食材

 

梅干し【酸味・温性】

胃腸を温める温性で、消化を促進したり、整腸作用に優れます。食中毒などの「食の毒」、滞った余分な水分による「水毒」を消す解毒作用に優れ、冷えによる下痢を始め、細菌性の胃腸炎の改善にも有効。

 

例:イワシの梅煮

イワシを梅干しと醤油やみりんなどで煮付けたもの。脂ののったイワシも、梅干しの酸味でさっぱりといただけ、魚の毒も臭みも消してくれます。

 

さつまいも【甘味・平性】

脾・胃や腎の働きを補って胃腸を丈夫にし、精力を養う働きがあるため

、胃腸虚弱タイプの下痢の改善に最適。脾の働きの低下によって生じるむくみを改善する作用もあり、腸内の水分代謝を整えて正常化します。

 

 

りんご【酸味・温性】

整腸作用に優れ、便通をなめらかに改善する作用があるため、下痢にも

便秘にも有効。脾・胃の働きを整えて消化を促進したり、下痢の腹痛を止める薬効もあります。すりおろせば、食欲のない時にも食べやすい。

 

例:りんごとさつまいものはちみつレモン煮

材料:りんご1/4個、さつまいも1/2本、はちみつ小さじ1、レモン汁大さじ2、塩少々。

作り方:りんごはいちょう切りにします。さつまいもは1センチ厚さの輪切りにし、水にさらします。鍋にりんごとさつまいも、ひたひたの水とはちみつ、レモン汁、塩を入れ、沸騰したら、弱火にしてさつまいもが柔らかくなるまで煮ます。

 

 

その他おすすめの食材

オクラ、小麦、大麦、きくらげ(黒、白)、さやいんげん、生姜、冬瓜、カボチャなど

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